初心者でもポーカーで勝てる方法とは?上達するコツを紹介!
2023年10月30日
ポーカーは運が大きく左右するギャンブル性があるゲームですが、それと同時にカードゲームとしての奥深い戦略性があるゲームです。
将棋やチェスに比べ自由度が高く、人によって様々な戦略が生まれます。まずは、この記事ではポーカーの基本について学び、その後自分なりの戦略を生み出していきましょう!
ポーカーを始める人は最初にルールを覚える必要があります。どう順番が回るのか、どの役が強いのかなど、ルールを知らない人はぜひ『テキサスホールデムのルールとは!順番や役についてわかりやすく解説』で覚えてください。
ルールを覚えた人は、ポーカーの基本を学びます。これから紹介する6つのことを覚え、アミューズメントカジノなどで練習すれば初心者を脱出できます!
ポーカーの重要な概念としてバリューとブラフというものがあります。バリューは対戦相手より強いハンドを持っている時に行うベット/レイズのことを指し、ブラフは対戦相手より弱いハンドを持っている時に行うベット/レイズを指します。
ポーカーをする時は常に、このベット/レイズはバリューなのかブラフなのか考えながらプレイするようにしましょう!
ポーカーは暇だからと言ってどんなハンドでも参加してしまっては強い役を作れず負けてしまいます。参加するハンドは20-25%ほどが良いと言われ、4回に1回参加することを目安にプレイします。
また、参加する時は3倍を目安にレイズするのが良いとされています。
どのハンドで参加したら良いかわからない方は、GTO Wizardなどのツールを使って覚えることをオススメします。
強いトップペアが出来た!ベットしよう。ミドルペアが出来た!ベット!としている方は注意が必要です。あなたの前のアクションはどうだったでしょうか?コールで終わってないでしょうか?
前のラウンドでのアクションはコールにも関わらず、次のラウンドでベットやレイズをしたプレイヤーに順番が回る前にベットするアクションはドンクベット(馬鹿なベット)と呼ばれ良くないプレイの1つだとされています。
強いハンドが出来たからといって、ドンクベットしてしまっては対戦相手にどういうハンドを持っているかばらしているようなものです。
もちろん、上級者が学ぶドンクベットが有効な時もありますが、初心者の方はドンクベットをせずに、コールしたらチェックと覚えてください。
自分のハンドがトップペアで強かったとしても、対戦相手に負けている可能性が高いと判断した時は、フォールドして失うチップを最小限に留めましょう。
ポーカーは互いの役の強さを競うゲームです。自分の役がどういうものかではなく、対戦相手と比べてどれくらいの強さなのかが重要です。
たとえストレートといった強い役が出来たとしても、対戦相手がフルハウスを持っていた場合ではそのストレートはただの弱いハンドです。
フォールドするべきタイミングを見失わず、自分のハンドが弱いと判断したらフォールドしましょう!
ポーカーは52枚のカードから手札2枚と、コミュニティカード5枚で戦うゲームのため、計算すればどのくらいの確率でどの役が完成するのかわかります。
役に立つポーカーの数学を身に着けることで、この状況はどうプレイするべきなのか1つの指針が出来ます。
エクイティやオッズなど聞きなれない言葉もあると思いますが、ぜひこの機会に一度覚えてみると、数学的に正しいプレイが出来るようになるでしょう!
バリューとブラフに分けて考え、ドンクベットを止め、参加するハンドを絞り、ポーカーにまつわる様々な数学を知り、プレイできるようになったら次は対戦相手のカードについて考えます。
対戦相手のカードを考える方法はハンドリーディングと呼ばれ、アクションごとにレンジを絞り込みながら可能性の高いハンドを見つけ出していきます。
具体的なやり方については『ハンドリーディングのコツとは?ハンドの絞り方を解説』をご覧ください。
※他にも初心者が学ぶべきものについては、ポーカーアカデミーで紹介していますので是非ご覧ください。
ポーカーにはルールの他に守った方が良い暗黙のマナーがあります。同じテーブルに座っているプレイヤーをリスペクトするためにも是非一度マナーについて目を通して下さい。
本を読むことで体系的にポーカーを学ぶことが出来ます。ポーカーの本は多くあり、最初はどれを読めば良いかわからないかと思いますが、ここではレベル別にどの本を読んだらよいか紹介しています。
自分のレベルに合った本を一冊でも読んでみると、よりポーカーに対して深い理解を得られるでしょう。
自分よりポーカーが上手い人に習うのも上達する1つの方法です。しかし、誰かに習うときにはポーカーには正解はないということを常に念頭に置いてください。
ポーカーにおける最適解はその都度変化していきます。同じボード、同じハンドでも対戦相手によって最適なプレイは異なります。もちろん、対戦相手がどういうプレイをする人なのかわからない時はGTOを使うのが良いですが、どこからしらに対戦相手は特徴があります。
そして対戦相手の特徴を見抜いてプレイするのがポーカーの魅力です。
ポーカーが自分より上手いと思う人から習うときは、理論を押し付ける人ではなく、様々な観点からアドバイスしてくれるような人を選びましょう。
理論を押し付ける人や間違った理論を教える人から学ぶよりは、ここで紹介している記事や本、動画サイト(Run It OnceやUpswing poker)をみて自分で学習する方がはるかに有益です。
ポーカーは一見運の強い人が勝つようなゲームにも見えますが、何百回、何千回と繰り返していくうちに上手い人と下手な人では差がついていくゲームです。
この記事で最初に初心者が学ぶべきことを知り、他のプレイヤーと差をつけていきましょう!