GTO Wizardは無料で使える?無料で利用できる機能を紹介

近頃、様々なポーカーツールが登場していますが、中でもGTO Wizardでは課金しなくても無料で使える様々な機能が用意されているツールの一つです。無料プランで利用できる機能・学習方法について紹介していきます。 

GTO Wizardの無料プランでできること

GTO Wizardの無料プランでは下記のことができます。

  • 全てのプリフロップソリューション
  • 1日1回のポストフロップソリューション
  • 1日10回の練習モードの使用
  • GTO レッスン(今後追加予定)

この中で最も優れている機能はプリフロップソリューションです。キャッシュゲーム、MTT(トーナメント)、SPIN $ GO、HU SNGといったあらゆるプリフロップでのGTOに基づいた戦略を無料で閲覧することができます。

さらに、毎日1回のみですかポストフロップも解析することができます。

これらの機能は特に初心者の方が上達するのに役立ちます。プリフロップを学び、実践ができるようになるだけで大きな差を生むことができるでしょう。

無料プランでの学習方法

無料プランを使用したおすすめの学習方法を紹介します。

プリフロップを暗記する

初心者か否か大きく分けるのはプリフロップです。ほとんどのプレイヤーがプリフロップを正しくプレイできておらず、プリフロップを習得するだけで海外カジノ含めアミューズメントカジノ、オンラインカジノでかなり優位に立つことができます。

特にMTTやSPIN & GOでは顕著に現れます。ショートスタックでの戦いが多く、プリフロップでのEVが全体のEVの多くを占めます。GTO Wizardが無料で提供しているプリフロップソリューションを使用し、ぜひ暗記してみてください。

GTO Wizardのプリフロップレンジの見方を知りたい方は「GTO Wizardでプリフロップのハンドレンジを見る方法」をご覧ください。

プリフロップの暗記度をテストする

プリフロップソリューションを見て暗記した後、練習モード(trainer)で暗記が十分がテストすることができます。

おすすめの設定は、スタートをプリフロップにし、

ハンドをClose decisionsに限定し、

※Close decisionsとは、フォールドやレイズなど戸惑うことが多いハンドのこと(EVの差があまりない)を指します。難しいスポットを中心的に学ぶことができます。

ストリートをプリフロップのみに限定し、RNGモードをオンにします。

※RNGモードとは:RNG(Random Number Generator)の略で数字をランダムに生成し、混合戦略の場合、その数字に近いアクションを取らなければいけなくなる機能のことです。Low RNGは低い数字ほどアグレッシブなアクション、High RNGは高い数字ほどアグレッシブなアクションとなります。

この設定で何度か練習モードをプレイするとプリフロップをしっかりと暗記できるようになるでしょう。

気になる1ハンドを解析する

自身のハンドがGTOではどのような戦略を取るのかGTO Wizardでは確認することができます。

例えば、上記のシチュエーションでは70%ほどcheck、20%ほど小さいサイズのベット、10%ほど大きいサイズ(ジオメトリックに近い)が使用されていることがわかります。

それらの構成を見てみると、大きいサイズでのバリューハンドのレンジは、77のセットとAのトップペアでキッカーがQ以上、ブラフハンドはQJsやQTsなどで構成されていることがわかります。

そして小さいサイズのベットは様々なハンドで行われており、特にAのキッカーが強ければ強いほど頻度が上昇し、ブラフハンドとしてはエクイティがかなり低いKJやJ9などが一部混ぜられています。

さらにチェックレンジにはポケットペアやAの弱いキッカー、78sなどのギブアップハンドが含まれています。

このようにレンジ全体の頻度、さらにどのようハンドがそれぞれのサイズに振り分けられているのか地道に学習していくことでバランスの取れた戦略を学ぶことができます。

上記のように、GTO Wizardでは無料プランでもしっかりと学習することができます。気になる方はぜひこの機会に登録してみてください。

さらにGTO Wizardについて知りたい方は「GTO Wizardの使い方や値段、購入方法について解説」をご覧ください。