【Range Builder】GTO Wizardの機能紹介

GTO Wizardの機能にRange Builderというものがあります。Range Builderは上手く使いこなすことでより正確なGTO戦略を身につけることが出来ます。

普段、GTOツールを使用している人にもおすすめの機能ですので是非ご覧ください。

Range Builderとは

Range Builderとは、GTOとどれくらい乖離しているか自分でハンドごとにアクションの頻度を調整して確認出来るツールです。

通常のPioSolverやGTO+ではGTOの計算結果を見ることは出来ますが、結果を見ているだけでは習得することは困難でしょう。そこでGTO WizardのRange Builderを使用することで実際に各ハンドにおける頻度をどう理解しているのか、解析結果と合わせて比較することが出来ます。

Range Builderでのおすすめ学習スポット

Range Builderではどんなスポットでも学習することが出来ますが、フロップだけでも22100通りあるので全て行うのは不可能でしょう。

そこでおすすめのスポットについて紹介します。

ドンクベット

以前はドンクベットを行うプレイヤーは弱いプレイヤーとされてきましたが、現在ではドンクベットは有効な戦略です。トッププロが多く使用しており、取り入れることでより強いプレイヤーになることが出来ます。

このドンクベットをスポットごとにRange Builderで学習することをおすすめします。ドンクベットは、モノトーンボードかつストレートが作りやすいボードで頻度が上昇します。567rや457rフロップで学習してみてください。

実際にやってみましたが、正確に頻度を合わせるのが難しかったです。特にオーバーカードでもドンクベットの頻度は高く、レンジ全体で打つ必要を感じました。

ドンクベット戦略について詳しく知りたい方は『ドンクベット戦略は有効なのか?対策方法も紹介』をご覧ください。

3bet pot

プリフロップで3betが起こったポットでは勝敗を大きく左右するため、集中的に学習する必要があります。特にSB 3bet vs BTNは頻出し、良い学習スポットでしょう。

下記のシチュエーションでは、SB 3bet vs BTNのCBを打ってレイズされた時のアクションです。AAやTTなどの強いハンドもコールに回しており驚いた方もいるのではないでしょうか。

3bet potではポット額が大きくなり勝ち額を大きく左右します。ドライボードやウェットボード、ペアボードなどパターン別に学習し、より良い期待値を得られるようにしましょう!

まとめ

Range Builderを使用することで、より正確なGTOを身につけられるようになるでしょう。この機能では、最初にeazy、Medium、Hardを選択することでアクションの選択肢を増減させることが出来ます。

まずは、Easyから始めてハンドごとにどういうアクションを取っていくのか考察していきましょう!