スロープレイって何?効果的な戦略になる3つの条件

スロープレイの意味は簡単に理解でき、相手に罠をかけるようなプレイなため、すぐに使ってみたくなる人も多いのではないでしょうか。

ちょっと待ってください。スロープレイを行うにはいくつかの条件をクリアしている必要があります。

今回はスロープレイをなぜするべきではないのか、また、スロープレイが効果的な戦略になるにはどのような状況であればよいのかについて解説します。

そもそもスロープレイとは

スロープレイとは自分が非常に強いハンドを持っている際に、チェックやコールなど消極的なアクションをとり、ハンドの強さを隠すようなプレイのことです。スロープレイをする際は相手からベットやレイズされることを期待しています。

スロープレイは特定の意図がない限りあまり良いプレイではない場合が多いとされています。

スロープレイが良くない理由

スロープレイはポットを大きくしずらいだけでなく、相手に逆転のチャンスを与えてしまいます。

例を見てみましょう。

あなたはボタンで77のポケットを持っており、3BBでオープン、SBからの20BBのリレイズに対してコールしたとします。ボードにはA97が落ちました。

あなたは7のスリーカードという非常に強い手をもっています。この場合にスロープレイするべきでしょうか。

答えは否です。相手の3betレンジにはスーテッドなどのフラッシュドローのハンドが多く含まれています。こういったハンドに対してチェックをすることは相手に対し、ただで逆転のチャンスを与えているようなものです。今回のケースだと、フロップでが落ちた場合、ポットを大きくすることは、あなたにとってのリスクは大きくなります。

また相手はAを持っている可能性も高いでしょう。そのため、フロップ、ターン、リバーとベットをしポットを大きくしたとしてもコールしてもらえる可能性があります。しかし、フロップをチェックで回してしまうと、ターンとリバーしか、ポットを大きくするチャンスはありません。

スロープレイが効果的になる条件

スロープレイは基本的にあまり良くないプレイと言うことをご説明しましたが、特定の条件を満たす場合、スロープレイは利益を最大化する良い戦略になります。

相手がルースアグレッシブなプレイヤーである

相手が広いレンジでハンドに参加し、フロップ以降でベットやレイズを頻繁に行う、ルースアグレッシブなプレイヤーである場合、スロープレイは有効な戦略になります。アグレッシブなプレイヤーはこちらから仕掛けなくとも相手からベットやレイズをしてくれるため、自分のハンドの強さをうまく隠したまま、ポットを大きくすることが可能になるためです。

逆にオンラインポーカーのローステークスにいるフィッシュの多くはパッシブなプレイヤーなため、彼らに対して、スロープレイすることはおすすめしません。

ブロッカーが強すぎる

フロップでのクアッズなど、ブロッカーが強すぎる状況ではスロープレイが有効です。

この場合自分からベットしたとしてもコールやレイズをもらえる可能性は低いため、ポットを大きくすることよりも、相手のブラフを誘う方が利益的であるためです。

ドライボードである

KJ9のようなウェットなボードの場合、先ほど解説したように、のちのストリークで相手にフラッシュやストレートなどで逆転されてしまう可能性があります。そのためチェックで回してしまうと、相手のエクイティを実現させてしまいます。

ドライボードであれば、逆転されるようなハンドが落ちる可能性は少ないため、比較的パッシブなプレイも正当化されます。

まとめ

スロープレイは基本的に以下の理由で良くないプレイとされています。

  • 相手に逆転のチャンスを与えてしまうから
  • ポットを大きくできないから

しかし、特定の条件を満たす場合には有効な戦略になることもあります。

  • ブロッカーが強すぎる
  • ドライボードである
  • 相手がルースアグレッシブ

ここまでご紹介した内容はあくまでスロープレイに対して当てはまることを述べたまでです。状況によってはこれらの条件に当てはまらなくともスロープレイするべき場面は存在します。

そのため、実践でスロープレイを試せるような状況になったら、それが正しかったのかどうかポーカースノーウィーなどのツールを使ってそれぞれ検証してみることをお勧めします。