ポーカーの王道!テキサスホールデムのルールとは?順番や役についてわかりやすく解説
2022年1月24日
現在、世界中で最も有名なトランプゲームであるテキサスホールデム。テキサスホールデムの最大の魅力はなんと言っても読み合いです。相手はどんなカードを持っているのか、相手は自分のカードを何と予測しているのか、ゲームの度に考えながら戦います。
また、テキサスホールデムは、運と実力の割合が1:1とも言われており、アマチュアプレイヤーでもプロと勝負することが出来、幅広い人に人気の頭脳スポーツです。そのため、世界中から多くのプレイヤーが大会には集まり、中には優勝賞金25億円となる大会も存在します。
そんなテキサスホールデムをプレイするべく、ルールについてわかりやすく解説します。最初こそ複雑に感じられるかもしれませんが、何度か繰り返すうちに自然と覚えられるでしょう。
テキサスホールデムとは、数多くあるポーカーの中でも世界中で最もプレイされているゲームです。手札2枚と共通カード5枚の中から役を作り出し、相手と戦います。
テキサスホールデムで勝つ方法は、
①相手より強い役を作る
②相手をブラフで降ろす
の2つです。特に②のブラフが他のゲームとは違う面白さです。相手より強い役を作れなかったとしても、自分の方が対戦相手より強い役を持っているように見せかけるハッタリ(ブラフ)をかましてチップを賭け、相手をゲームから降ろしてしまえば勝つことが出来ます。
このブラフがあるからこそ、心理戦や頭脳戦が生まれ、より一層ゲームを楽しくします!
テキサスホールデムをプレイするために、まずは役の強さから覚えていきましょう!
ポーカーでは、手札2枚と共通カード5枚の中から5つのカードを組み合わせて役を作ります。
役ごとに強さが決まっていますのでまずは強い順に覚えていきましょう!一見、役の種類は多そうに感じられますが、作るのが難しいほど強いと覚えてしまえば簡単です!
同じマークでT-Aの5つの連続した数字
同じマークで5つの連続した数字 ※ロイヤルストレートフラッシュと違い、T-Aである必要はない
同じ数字が4枚
同じ数字が3枚と同じ数字が2枚
同じマークが5枚
5つの連続した数字 ※マークは問わない
同じ数字が3枚
同じ数字が2枚が2組
同じ数字が2枚
何も役がない状態
同じ役同士の時は、数字によって勝敗が決まります。テキサスホールデムではAが一番強く2が一番弱いです。
例えば、3のワンペアとAのワンペアで役の強さを比べた時は、Aが3より強いためAのワンペアが勝利となります。
テキサスホールデムでは4つのラウンドがあります。最初の手札2枚だけで賭けを行うプリフロップ、手札2枚とコミュニティカード3枚で賭けを行うフロップ、手札2枚とコミュニティカード4枚で賭けを行うターン、最後は手札2枚とコミュニティカード5枚で賭けを行うリバーです。
名称 | カード |
プリフロップ | 手札2枚、コミュニティカードなし |
フロップ | 手札2枚、コミュニティカード3枚オープン |
ターン | 手札2枚、コミュニティカード4枚目オープン |
リバー | 手札2枚、コミュニティカード5枚目オープン |
このラウンドごとに賭けを行い、ゲームを続けるか、降りるかを選択します。最終的に残った人もしくは最も強い役を作った人が賭け金を総取りします。
補足:アクションの基礎
ポーカーでは、全部で5つのアクションが存在します!それぞれのアクションについて見ていきましょう。
名称 | 内容 |
ベット | チップを初めに賭けること |
レイズ | 誰かのベットの後にさらに上乗せしてチップを賭けること |
チェック | チップを賭けず、アクションをパスすること |
コール | 同額のチップを出してゲームの参加を続けること |
フォールド | ゲームから降りること |
チップを賭けるベットとレイズ、様子見のチェック、同じ額を出してゲームを続けるコール、自分のハンドが弱いと判断して降りるフォールドと5つのアクションを覚えましょう!
プリフロップでは、BBと呼ばれるポジションのプレイヤーが最低ベット額を、SBと呼ばれるポジションのプレイヤーが最低ベット額の半分を強制的にベットし、2枚のカードが配られます。
アクションはUTGから時計回りに行なっていきます。ここではUTGはレイズもしくはコールを選択することが出来ます。UTGやMPなどポジションの名称は今は覚える必要はないですが、気になる方は覚えてみると良いでしょう。
※既にBBとSBがベットをしているため、チェックを行うことは出来ません。
UTGがフォールド、MPがレイズ(さらに賭け額を増やすこと)、COがフォールド(降りること)、BTNがコール(同額を賭けること)、SBがフォールドしたとします。BBはゲームを続けたい場合はコール、ゲームを降りたい場合はフォールド、さらに賭け額を上げたい場合はレイズを選択します。
ここではBBはコールしたとすると、全員の賭け額は同じになったため、賭け金は全てポットと呼ばれる場所へ移し、次のラウンド(フロップ)へ進みます。
フロップでは手札2枚に加え、3枚の共通カードが開かれます。先ほどと違い、自分のハンドが3枚と組み合わせてどういう役を作っているのか、作れる可能性があるのか考えながらプレイする必要があります。
アクションはSBから行います。今回はSBはプリフロップでフォールドしゲームから降りているため、左隣にいるBBからアクションを行います。BBはチェック、ベットの2つの選択肢があります。
BBはチェックを選択し、MPがベット、それにBTNがコール、BBはカードが弱いと判断しフォールドしたとします。
賭け金が揃ったため、次のラウンド(フォールド)へ進みます。
ターンでは4枚目の共通カードが開かれます。ゲームの進め方はフロップと同様で、SBから始めます。今回は既にフォールドしているためMPからスタートです。
このラウンドでは互いにチェックをし、賭け金は互いに0で揃っているため、次のラウンドへ進みます。
リバーでは5枚目の共通カードが開かれます。リバーもフロップ、ターンと同様の進め方です。
MPがベットをし、BTNがさらに賭け金を増加するレイズを行いました。ここでのMPの選択はレイズ、コール、フォールドの3つです。
MPはレイズでオールイン(全てを賭けること)を選択し、BTNはコールしました。
どちらかが全てのお金を賭けたため、ハンドを見せ、強い役を持っているプレイヤーが勝利となります。今回はMPが6789Tのストレート、BTNが368JQのフラッシュとなりBTNの勝利です。
テキサスホールデムは、アミューズメントカジノやオンラインポーカーサイトで遊べますが、自宅などプライベートでやる際の道具とやり方について紹介します。
自宅でプレイするには、トランプとチップが最低限必要です。本格的に揃えたい方は、ディーラーボタンやオールインマーカー、SBボタン、BBボタンなどさまざまなアイテムがありますが、初めての人はトランプとチップがあれば十分でしょう。
ポーカーをやる際は、どの額のチップをどの枚数配るかが重要です。大きい額が多すぎると、小さい額を払えなく両替の手間が増えたり、反対に小さい額を多くすると、チップを数えたり、揃えたりするのが面倒になります。
チップの目安は、1人100点を配るとすると、1点が20枚、5点が6枚、25点が2枚とすると良いでしょう。
チップを配ったらポジションを決めるべく、ディーラーボタンと呼ばれる白い円盤状のものの場所を決めます。
ディーラーボタンのプレイヤーはボタンというポジションのプレイヤーになります。ディーラーボタンを中心に、SBやBBを決めプリフロップの強制ベット額を置いたら、手札2枚を配り、プリフロップのスタートです。
テキサスホールデムは、現在世界中で盛り上がりを見せている最も有名なトランプゲームです。最近では日本でも盛り上がりを見せ、TVやYoutubeなどで多く紹介されています。
今回、ルールを実際の例と共に紹介しましたが、ルールを覚えていくには何回もポーカーをプレイするのが手っ取り早いです。
エムホールデムなどの無料アプリやアミューズメントカジノで何度もプレイしてルールを覚えると楽しさは倍増するでしょう!