ポーカーの時給はどれくらい?キャッシュゲームでの目安
2021年12月6日
ポーカーでは様々な稼ぐ力を表す方法がありますが、一般的に時給に直してどのくらい稼いでいるのか示すことが多いです。
ポーカープレイヤーの時給は普通の人(会社員は2,000円、アルバイトは1,000円くらいであることが多いと仮定)と比べると信じられないような額を稼いでいる人もいます。。
果たしてどのようにしてポーカープレイヤーは高時給を叩き出しているのか見ていきましょう!
ポーカープレイヤーの実力は、時給をどれくらい稼げるかで表す事が多いです。時給は、実力が反映されやすいキャッシュゲームでの収支を基に計算されます。
時給を高めるには、ポーカーが上手いことはもちろんですが、高いステークスで打つメンタルのタフさやバンクロールの多さなども影響してくるため、総合的な力が必要です。
それでは実際に、キャッシュゲームでどのくらいの時給を出す事が出来るのか見ていきましょう。
キャッシュゲームでは、オンラインとライブを比べた時にオンラインの方がハンド数が多く、レートが低い傾向があります。キャッシュゲームでの時給は、
時給 = 稼いだ額(ステークス×ウィンレート÷100×ハンド数) ÷ 時間
※ウィンレートは100ハンドあたりどのくらい勝っているのかを表したものです。◯◯bb/100handsと表記されます。
で表すことが出来ます。ライブカジノではハンド数に上限があるのでステークスとウィンレートを上げること、オンラインカジノではステークスとウィンレートを上げることに加え、ハンド数を増やすことが重要となってきます。
ライブカジノでの時給は、ウィンレートとステークスによって大きく変わります。ウィンレートは10bb/100hands出すことが出来ればかなり強く、5bb/100handsでもかなり勝っているプレイヤーです。
ハンド数は1時間あたり30ハンドであると仮定すると、
時給 = ウィンレート(5bb-10bb/100hands)÷ 100 × ステークス × 30(ハンド数)
で計算することが出来ます。この式にカジノの最低ステークス$1/$3をウィンレート5bb/100handsで当てはめてみると、時給は$4.5(507円)となります。
これが$2/$5だと$15(1,692円)、$5/$10だと$30(3,384円)稼ぐことが出来ます。$5/$10のステークスに行き、かなり勝つことが出来れば、一般的な会社員より多く稼ぐことが出来るでしょう。
また、トッププロが打っているステークスは$200/$500のようなものもあり、そこでウィンレート5bb/100handsを出すことが出来れば、$750(84,611円)のような信じられないような時給を叩き出すことも出来ます。
オンラインでは、ライブと比べ多くのハンド数をこなすことが出来ます。多面打ちに慣れれば、1時間に1,000ハンドをこなす事が出来、その場合での時給は、
時給 = ウィンレート(5bb-10bb/100hands)÷ 100 × ステークス × 1,000(ハンド数)
で計算出来、ライブに比べて33倍もの時給を叩き出すことが出来ます。
※多面打ちについては『ポーカー多面打ちのコツを解説!面数を増やす方法』をご覧ください。
ただ、多くのハンド数をこなせる性質からオンラインはライブに比べて勝つのがかなり難しいです。ライブで$1/$3のテーブルで勝っているプレイヤーでも、オンラインでは$0.1/$0.25のテーブルでさえ勝つことは難しいでしょう。
そのため、ライブでの$2/$5のようなテーブルは世界トッププロが集うかなりハイレベルな戦いを要求されます。
オンラインでの時給は、5bbのウィンレートを出すと仮定すると、$0.1/$0.25では$12.5(1,410円)、$0.25/$0.5では$25(2,820円)稼ぐことが出来ます。
$0.25/$0.5のテーブルでウィンレート5bb/100hands以上出す事が出来ると、会社員より稼ぐ事が出来るようになるでしょう。
プロになるにはどのくらい必要か気になる方は『キャッシュゲームで生活するにはどのくらい必要?プロになるためには』をご覧ください。
ポーカーでの時給を高めるコツは、ウィンレートを上げる、ステークスを上げる、ハンド数を増やすの3つが存在します。
オンラインではハンド数を増やす事が出来ますが、ライブに比べポーカーの実力を求められます。
また、ポーカーで稼ぎたい方は、数十万ハンドプレイしてみて実際に稼げたかどうか見てみると良いでしょう。たった数万ハンドでは分散の影響により、正確な実力を測ることは難しいです。
数十万ハンドプレイして初めて、自分はそのレートでどのくらいの実力があるか把握することが出来るでしょう!