ドローハンドってどうプレイするの?確率やアクションを紹介
2021年10月10日
ドローがあるハンドを持っている時、どのようにプレイすれば勝てるか気になりませんか?ドローハンドを適切に扱えば、相手をフォールドさせたり、大きな役を作った時にチップを最大限奪うことが出来ます。
ドローハンドを使いこなし、ポーカースキルを一歩高めましょう!
ドローハンドとは、現在役が揃っていなく、完成するためにあと数枚カードが必要なハンドのことです。
例えば、JQを持っていてフロップが9A2だとします。あと1枚が来ればフラッシュが完成するためフラッシュドローと言えます。
ドローハンドにはフラッシュドロー、ストレートドローなど多くの種類があります。それらの確率を知ることで確率にあったプレイをすることが出来るでしょう。
フラッシュドローとは、あと1枚でフラッシュが完成する以下のようなハンドです。
フラッシュが完成する確率は、フロップでは34.97%、ターンでは19.57%です。
オープンエンドストレートドローとは、両側にストレートを完成させるアウツがあるハンドです。
ここでのJTはボードに89があるため、7もしくはQが出ればストレートを完成させれるため、オープンエンドストレートドローです。
ストレートが完成する確率は、フロップでは31.45%、ターンでは17.39%です。フラッシュに比べてアウツが1枚少ないため確率は減少します。
ガットショットとは、特定の数字のカード1枚が落ちたらストレートが完成するハンドです。
ここでのATは、ボードにKQが落ちており、Jが出ればストレートが完成するため、ガットショットです。
ガットショットが完成する確率は、フロップでは16.47%、ターンでは8.7%です。アウツが4枚しかないため完成させるのは難しいです。
ツーオーバーとはフロップのボードよりランクが高いカードを持っているハンドです。
ここでのKQはフロップ842よりランクが高いため、ツーオーバーです。
ツーオーバーが完成(ペアになる)する確率は、フロップでは24.14%、ターンでは13.04%です。
ドローハンドはどのようにプレイしたら良いでしょうか?フラッシュドローやストレートドローなど完成させたら強いハンドは積極的にベットやレイズをしていくべきです。
相手から強いベットが来ても、オッズが合えばディフェンス(コールorレイズ)すると良いでしょう。
ドローがある時に、ベットやレイズをすることをセミブラフと言います。
ドローハンドで役を作りにいくことはもちろん重要ですが、相手をその間にフォールドさせることも重要です。フラッシュドローやストレートドローといったハンドでは相手にコールされたとしても勝てる可能性が大いにあります。
そのため、積極的にフロップやターンでベットやレイズをしていきましょう。
※セミブラフについて詳しく知りたい方は『セミブラフとは?ピュアブラフとの違いと使い方を解説』をご覧ください
リバーまでにドローハンドが完成しなかった時、ベットやレイズをして相手を降ろすことも出来ます。ドローが完成出来なかったからといってポットを奪うことを諦めずに、相手がフォールドする余地はあるのか考えます。
大きいベットに対して降りすぎてしまう相手にはドローハンドが完成しなかったとしても積極的にベットをしていきます。また、相手の強いハンドをブロックしているかどうかも考えることでよりピュアブラフが成功しやすくなるでしょう。
ドローハンドは適切に使いこなすことで大きな利益を挙げられるハンドです。ベットやレイズをして相手をフォールドさせたり、役を作って最大限相手からチップを奪うことも出来ます。
ドローハンドを持っている時、相手からのベットやレイズに対してはオッズを計算してアクションを判断しましょう。その際、単なるオッズが合うかどうかだけでなく、インプライドオッズも含めて計算するとより勝てるようになります。