ポーカーで負け続けているときに重要な心構え、思考法とは
2021年11月15日
ポーカーで負け続けている時、少なからず不安になりますよね。時にはそれがティルトを引き起こし、大きな損失を産むことも多々あります。今回は、ポーカーで負け続けている時に重要な心構えと思考法について解説します。
ポーカーは短期的には運による影響がかなり強いゲームです。どれだけ強いプレイヤーでも分散によって負け続けることは多々あります。
そのため、今までの負けは運にものか、それとも実力によるものなのかはっきりさせましょう。
その際、記憶を頼りにしてはいけません。錯覚によって実際は負けていないのに負けていると感じることは多々あります。今までにプレイした統計データ(pokersnowieに解析をかける all in EVと実際の損失との比較)などできるだけ客観的なデータを元にしましょう。
その結果をみて、運による影響が強いのであれば、そのままのプレイスタイルを貫けばいいですし、実力によるものであれば、ミスプレイを改善すればいいだけです。
実際にはそれほど運による影響を受けていないのに、「自分はなんてついていないんだ」と悲観的になることはありませんか?
この精神状態はポーカーをする上で非常に悪影響をもたらします。
例えば、本来はコールやレイズするべき状況で消極的なプレイをしてしまうなど、プレイスタイルの崩壊にもつながります。
基本的に人は良い記憶よりも悪い記憶の方が頭に残りやすいと言われています。特にポーカーのような金銭のやりとりに関するものであれば尚更です。
自分が勝った時には実力によって勝ったと考え、負けた時にはバットビートによるものと判断する傾向が強くなるとこの現象に陥ります。
反対に、負けた時に自分のミスと考え、勝った時には運によるものと判断する傾向が強ければ、「自分はついている」と感じるようになります。(これもまたティルトの一種です。)
分散が上振れした時にそれを正しく認識する能力を鍛えることで解決します。
具体的には、毎日一定のハンドを解析にかけて結果を記録することがおすすめです。
運の要素が強い勝利の場面を紙などにメモをとるといった簡易的な対策でも一定の効果があります。