Flopzillaとは?機能や価格、使い方を紹介

Flopzillaというツールをご存じでしょうか。このツールはレンジを設定することで、ハンドの組み合わせ、エクイティを計算することが出来ます。今回はそんなFlopzillaの機能や価格、使い方を紹介します。

※機能が制約付きですが、初めの7日間は無料で使えます

Flopzillaは何が出来るの?

Flopzillaを使うことで、相手のレンジ、自分のレンジが特定のボード対してどのような強さなのか調べることが出来ます。また、自分のハンドが相手のレンジに対してどのくらいのエクイティを持っているのかも計算することが出来ます。

Flopzillaをおすすめできる人

Flopzillaをおすすめできる人は、以下の3つです。

1. レンジの概念をつかみたい人

Flopzillaを使うことで中級者に必須のスキル、レンジ対レンジの概念をつかむことが出来ます。自分/相手のハンドはこのボードに対して強い(エクイティを有している)のか弱いのか把握できるようになります。

2. コンボ数がどのくらいあるのか把握したい人

Flopzillaはセットやトップペア、フラッシュドローなど様々なハンドのコンボ数を表示してくれます。それによってここでは、自分/相手はどのくらいハンドがヒットしているのか、自分のハンドに勝っているハンドは相手の中でどのいくらい存在しているのか把握することが出来ます。

3. 自分のハンドのエクイティを知りたい人

相手のレンジに対してどのくらいのエクイティが自分のハンドにあるのか計算することが出来ます。それによって、自分はバリューベットをした方がいいのか、ブラフベットをした方がいいのかの参考になるでしょう。

Flopzillaの使い方

Flopzillaの使い方を簡単に紹介します。この使い方を知れば、エクイティの変化と、コンボ数についておおよそどのくらいあるのかゲーム中に把握することが出来、相手に対して大きな優位性を得られるでしょう。

インストール方法

簡単に、インストール方法を説明します。

  1. FlopzillaのHPに移動する
  2. ダウンロードページに移動する ※青色の『Download↓』と書かれたボタンをクリック

3. Download v1.8.6をインストールする

レンジを設定する

Flopzillaで最初に行うべきことは、レンジの設定です。下記の写真のように、下のバーを動かしたり、数字をクリックしたりすることで設定できます。

また、カードの割合の設定も、右上の数字を押して、右のバーを上下させることで変更が可能です。

エクイティを比較する(レンジ対ハンド)

自分のハンドと相手のレンジでエクイティを計算することが出来ます。例えば、下記の写真のように、左を相手のレンジ、右に自分のハンドを入力します。

すると、青く囲った右下にEquity range、Equity handと表示されているのがわかると思います。このEquity rangeが相手のレンジのエクイティ、Equity handが自分のハンドのエクイティです。

コンボ数を数える

レンジに対して、セットや、フラッシュドローなどどのハンドをどのくらいもっているか数えることも出来ます。下記の写真で、赤を囲った場所をご覧ください。

レンジに対してそのハンドがどのくらい持っているのか把握することが出来ます。また、下記の写真のようにセットの個所にカーソルを合わせると、レンジの場所が紫色になり、コンポ数を視覚的にも把握できます。

エクイティを表で見る(レンジ対レンジ)

※有料版のみ

Flopzillaを購入すると、レンジ対レンジのエクイティをレンジ表で見ることが出来ます。どのハンドが相手のレンジに対してどのくらいのエクイティをもっているか一目瞭然でわかることが出来ます。

また、両者のレンジのエクイティ比較をすることが出来ます。若干薄くて見えずらいですが、緑色と青色の線が引かれています。この表では、青色がナッツ級のハンドを有しており、全体でも青色の線の方が有利なことがわかると思います。

Flopzilaができないこと

Flopzillaはエクイティの計算は出来ますが、EVの計算は出来ません。EVの計算は多くの計算能力が必要であり、PioSOLVERGTO+といったGTOツールで計算することが出来ます。

GTO+との連携

※有料版のみ

FlopzillaはGTO+と同じ会社が提供していることもあり、連携させることが出来ます。この連携はGTO+の『Play against mode』で行います。下記の写真のように、シチュエーションに対して、エクイティの変化やコンボ数を表示してくれます。この機能は自動的にされ、アクション後の変化もFlopzillaにしっかりと反映させてくれます。

使い方としては、GTO+とFlopzilla Proのアプリを開き、GTO+を一度、分析しorすでに分析済みのファイルを開き、Play against modeに移ります。そして、下記の写真の右側にある、Export to Flopzilla Proを写真のようにLive export to FlopzillaProを選択すれば接続完了です。

料金プラン

料金は、$25の買い切りです。クレジットカードやペイパルなどの決済方法が使えます。トライアルモードを使用してみて、気に入ったかたは購入してみてはいかがでしょうか。

さらに、詳しい情報を知りたい方は、FlopzillaのHPに掲載してありますのでそちらをご覧ください。