日本のポーカートーナメントは何がある?時期や賞金について紹介!

世界にはWSOPやWPTなど数万人規模で人が集まるお祭りのようなトーナメントが存在します。日本もそれらに負けておらず、総参加者が1万人を超え、賞金総額が1000万円を超えるようなトーナメントがいくつか存在しています。

この記事では、日本の大きな大会はいつ、どこで、どのように参加できるのか紹介していきます。

日本のポーカートーナメント一覧

日本には賞金総額が1000万円を超える大会が4個存在しています。ただ賞金といっても直接お金が貰えるわけではなく、スポンサーから海外のカジノのトーナメントの参加費や渡航費、ホテル代などを支援してもらうのが一般的です。

大きいトーナメントの多くは、サテライトを設けていることが多く、対象のアミューズメントカジノで予選を勝ち抜き出場権を得る必要があります。

サテライトや賞金など詳しい情報を紹介していきます。

JOPT

参照:PRITIMES

JOPTは年間の賞金総額が1億円にもなる日本で一番大きな大会です。2022年1月に行われた大会では予選を含め総勢2万人が参加し、メインイベントでの優勝者には450万円もの選手契約オファーが用意されました。

JOPTのメインイベントに参加するには、全国各地のアミューズメントカジノやGGPokerというポーカーアプリで予選を勝ち抜く必要があります。

JOPTは東京と大阪で年に3回ほど開催されることが多く、2021年は7月に東京、8月に大阪、10月に東京で開催されました。2022年は過去最多の6回ほど開催される予定となっており、詳しい日程はJOPTのイベントスケジュールで確認してみてください。

また、大会ではヘッズアップやPLO、ミックスゲームの大会も開催されており多種多様なゲームがあることもJOPTの魅力です。

賞金総額1500万円(サイドイベントは含まない)
参加人数20,000人(予選含む)
開催時期4か月に1回
場所東京、大阪
参加方法大きなイベントはサテライトでシート獲得が必要
直接参加できるイベントもあり

WPT JAPAN

参照:POKER UNION

WPT JAPANは賞金額が1,000万円にも上る大きな大会です。WPTのメインイベントにはポーカーアプリ『m HOLD’EM』と全国のアミューズメントカジノで予選を勝ち抜いた人が出場できます。

メインイベントは大阪と東京で3日間に渡って開催され、2021年の大会の優勝者には350万円もの賞金が授与されました。

メインイベントの他にも23歳以下の方限定で参加できる大会もありますので詳しい情報はWPTのHPをご覧ください。

賞金総額1,000万円
参加人数1,500人(予選含まない)
開催時期1年に1回
場所東京、大阪
参加方法サテライトでシート獲得が必要

SPADIE

参照:Poker Guild

SPEDIEとは全国各地のアミューズで頻繁に開催されいるトーナメントです。多くのアミューズメントカジノで予選が開催されているため初心者でも参加しやすいのが特徴です。

サテライトでの権利は7枚まで使用することが出来、初期スタック20,000点から1枚ごとに5,000点増やせることが魅力です。

優勝賞金は110万円ほど用意されており、海外でのトーナメントやホテル、飛行機に使用することが出来ます。

賞金総額350万円
参加人数不明
開催時期1年に4回
場所全国各地、決勝は東京
参加方法サテライトでシートを手に入れる

TPC

参照:TPC

TCPは優勝賞金が500万円と先ほど紹介したJOPTより大きいことが魅力です。TPCに出場するためには全国のアミューズメントカジノとNatural8でサテライトを突破することが必要です。

WSOPのメインイベントなど海外の大きなトーナメントと同じく60分のロングストラクチャーとなっていることが特徴です。

他の大会とは違い、メインイベントの最後の日は東京ではなく大阪で開かれます。

賞金総額1500万円
参加人数8,000人
開催時期不明
場所大阪、東京
参加方法サテライトでシートを手に入れる

戦国ポーカーツアー

参照:POKER UNION

戦国ポーカーツアーは和をモチーフにした大会でディーラーやコンパニオンは和の衣装を着用しています。

戦国ポーカーツアーで優勝すると、200万円相当の海外挑戦権を獲得することが出来ます。

戦国ポーカーツアーにはサテライトから参加する方法と直接参加する方法の2通りがあります。詳しい日程は戦国ポーカーツアーのHPをご覧ください。

賞金総額415万円
参加人数不明
開催時期1年に1回
場所東京、名古屋、大阪
参加方法サテライトでシート獲得が必要
直接参加

KK POKER LIVE

出典:KKPOKER

KK POKER LIVEはポーカーアプリKKPOKERが運営しているトーナメントです。メインイベントの賞金総額は1,100万円にも上り、WSOPメインイベントの出場権などが与えられます。

2020年から開催されたにも関わらず、KKPOKERとアミューズメントカジノから多くの人が予選から参加しました。

賞金総額1,100万円(メインイベントのみ)
参加人数不明
開催時期1年に1回
場所東京
参加方法サテライトでシートを手に入れる
直接参加

AJPC

出典:AJPC

AJPC(全日本ポーカー選手権)は、2007年から開催されている日本最大級のトーナメントです。

AJPCには、全国のアミューズメントカジノでサテライトを勝ち抜いたプレイヤーが参加できます。入賞者にはWSOPのメインイベントの出場権や宿泊券などが与えられます。

※参加費はかかりませんが施設利用料5,000円がかかります

賞金総額550万円(メインイベントのみ)
参加人数15,000人
開催時期1年に1回
場所東京、大阪
参加方法サテライトでシートを手に入れる

MASTERS S-1

出典:POKER UNION

MASTERS S-1とは2009年から開催されているJOPTの基となった大会です。JOPTやSPADIEと違いトーナメント開始時点でのスタックは参加者皆が同じです。

また参加費は30,000円と高額ですが、サテライトを通過する必要がなく、優勝するとWSOPメインイベント($10,000相当)の出場権や海外のカジノで使える参加費を貰うことが出来ます。

賞金総額不明
参加人数不明
開催時期1年に1回
場所東京
参加方法直接参加

東スポカップ

出典:東スポカップTwitter

東スポカップは大手新聞社「東京スポーツ」の支援で行われている大会です。

2021年までに6回開催されており、2021年の大会優勝者には70万円相当の海外トーナメントの参加費や渡航費が支給されました。

東スポカップは指定のアミューズメントカジノのサテライトを勝ち抜くことで参加できます。詳しい日程は東スポカップのHPをご覧ください。

賞金総額120万円
参加人数不明
開催時期1年に1回
場所東京
参加方法サテライトでシートを手に入れる

夕刊フジ杯

出典:夕刊フジ杯Twitter

夕刊フジ杯は賞金総額200万円の大会です。指定のアミューズメントカジノでサテライトを勝ち抜いた人が参加でき、優勝者には70万円相当の海外渡航補助が支給されます。

賞金総額200万円
参加人数不明
開催時期1年に1回
場所東京
参加方法サテライトでシートを手に入れる

POKER 甲子園

出典:カジスタ東京

POKER 甲子園は2012年から開催されている老舗のポーカートーナメントです。2011年には予選を含め16,600人が参加し、優勝者には300万円相当の海外渡航補助が支給されます。

POKER 甲子園に参加するには、全国各地で開かれているアミューズメントカジノでサテライトを勝ち抜く必要があります。1シート獲得者には15,000点のチップが与えられ、1シートごとに5,000点追加されます。

賞金総額600万円
参加人数16,600人
開催時期1年に1回
場所DAY1:全国各地
DAY2:東京、大阪、名古屋
DAY3:東京
参加方法サテライトでシートを手に入れる

まとめ

日本でのポーカーブームによりトーナメント参加者は増え続け、賞金総額も上がり続けています。近年はコロナウイルスの蔓延によりオンラインとオフラインの融合型でのサテライトが増え、参加者の選択肢がどんどん広がりつつあります。

また、トーナメントによってストラクチャーが異なるため、早くブラインドが上がるトーナメントがいいのか、はたまた60分ごとにあがるロングストラクチャーが良いのか好みのトーナメントを見つけて参加するのも良いでしょう。

是非、日本でのお気に入りのトーナメントを見つけ、ポーカーの楽しさをどんどん発見していってください。