ポーカーのスクイーズとは?ハンドやベットサイズの選び方

スクイーズという言葉を聞いたことはありませんか?スクイーズは近年、多く見られるようになったプレイの1つです。スクイーズは難しいプレイではないにもかかわらず、一回覚えると強力なプレイとなります。

相手からより多くのチップを勝ち取るため、スクイーズについて学んでいきましょう。

スクイーズとは?

スクイーズとは、誰かがレイズしてそのあとコールした人がいる時にリレイズ(3bet)をすることです。

実際の例を見てみましょう。

ここでは、まず初めにPlayer6がレイズをして、Player1がコールをしています。そのあとにリレイズ(3bet)をPlayer3がしており、このプレイをスクイーズと言います。

スクイーズの目的は良いオッズを手に入れることです。コールで入ったプレイヤーは3betするほどのハンドではないため、コールされたとしてもよいオッズを手に入れることが出来ます。

また、最初にレイズしたPlayer6はポジションが良くないため、いくつかの強いハンドもフォールドしなければいけません。実際にSnowieのアドバイスによると、

AQoやKQ、99などスクイーズしたハンド(AJs)に対して良いエクイティを持っているハンドもフォールドしなければいけません。

スクイーズを適切に行えれば、ポーカーのプレイレベルはどんどん上がるでしょう。

スクイーズのハンドの選び方

スクイーズのハンドの選び方は、対戦相手によって大きく変わります。例えば広いレンジでレイズやコールしているプレイヤーにはスクイーズのレンジは広くなります。

反対に、狭いレンジでレイズやコールしているプレイヤーに対してはレンジは狭くなります。

また、自分のポジションによっても大きく変わります。ボタンなど有利なポジションではスクイーズするレンジは広くなり、SBなど不利なポジションではスクイーズするレンジは狭くなります。

一般的には、AA、QQ、KK、AKなど強いハンドと、88くらいまでのポケットペア、AQ、A5s-A2sなどコールされてもエクイティがあるハンドでスクイーズすると良いです。

実際にSnowieによると、UTGレイズ、BTNコールの場面では、SBは以下の緑色の部分のレンジでスクイーズすることをおすすめしています。

ベットサイズの選び方

ベットサイズはポジションによって大きく変わります。

例えば、不利なポジションのOOPにいる時は、ポットサイズ+1~2bbくらいと大きくします。反対に有利なポジションのIPにいる時は、ポットサイズ-1~2bbくらいと小さくします。

※ベットと違いレイズのポットサイズとは、ポットにあるサイズではなく、対戦相手がコールする時にコールする金額:ポットサイズが1:2になるサイズのことを言います。

例えば、この状況ではスクイーズで$13のレイズをしています。

その際、ポットは$20でコールするためには$13(レイズされた金額)-$3(既にベットしている金額)=$10が必要です。 コールする金額:ポットサイズが1:2になっているこのサイズがポットサイズのレイズです。

まとめ

スクイーズは、覚えるのは簡単なプレイであるものの強力なプレイの1つです。

特に、多くの初心者は良くないハンドでもコールをしてフロップを見に行こうとします。そのような相手には、スクイーズをすることで、簡単にエクスプロイトすることが出来ます。

スクイーズをどのハンドでするべきなのか詳しく知りたい方は、PokerSnowieで見てみるのがおすすめです。また、PreflopAdvisorというアプリでもブラインドからのスクイーズのみですが見ることが出来ます。

スクイーズをマスターしてレベルアップしていきましょう!